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トッポギの歴史

 

 

文献上の記録によると、トッポギは朝鮮末期1800年代に書かれた「是議全書」という調理書に記録が残っています。しかし、韓国の棒状のお餅を使ったトッポギは、韓国内において農耕社会にお米を生産しこれを利用して三国時代から餅を作って食べたという事実を推して見ると、それ以前から作って食べられていたと考えられます。
 

朝鮮時代、宮中では、王様の御前である辛くない「宮中トッポギ」がありました。朝鮮時代の「宮中トッポギ」は、現代のトッポギとは別物で、唐辛子がなかった頃に作られたものであり、生ナムル、乾燥させたナムル、牛肉、醤油を入れて炒めて作りました。肉に野菜を添えて栄養満点の食べ物です。昔から正月には、「財産がどんどん貯まる」と言われる棒状のお餅を作りお雑煮を煮て、残ったお餅をおやつにして食べましたが、このお餅にコチュジャンや味噌などを入れて一緒に炒めて食べた代表的な食べ物がまさにトッポギです。

最近のコチュジャントッポッキの辛さを生み出す唐辛子が韓国では壬辰倭乱(1592年)以降に伝来し、朝鮮中期に最初にマンチョジャンというコチュジャンの記録が伝わることから、18世紀前まで醤油味の辛くないトッポギを主に食べていたことがわかります。醤油味トッポギが、今日のようにコチュジャン味のトッポギになったのは、正確な記録がなくて分かりませんが、そんなに昔ではないものと推測され、本格的にコチュジャンを使った辛いトッポギは、1950年代からであるといわれています。